景気回復の先行きが見えない2010年。制服・ユニフォーム業界も例外ではなく、企業の景況に左右される商品だけに引き続き厳しい情勢が続いております。
しかしながら、制服業界を取り巻く中で新しい動きが見られており、オフィスウエアは金融業の制服復活やリニューアルが相次いでおります。昨年1年で制服を復活させたのは全国で40社を超え、一度廃止しながら復活した大手地銀の動きが目立っております。単に「従業員と一般客の区別」という視認性だけでなく、周年事業や統合に伴うイメージ創出、ブランディングツール、サービス姿勢の可視化など、企業のとしての重要なポジションを担うべく、多大なる期待が込められているようです。
また、近年では製品の品質の向上により、着衣する従業員・スタッフも着心地・快適さが得られ、それによる作業効率化が間接的に企業利益につながっているとされており、制服、ユニフォームが好循環を生んでいるということが実証されます。
ユニフォーム、制服は今も昔も変わらず日本人が好む仕事スタイルで、制服を着ることで、プロ意識が生まれ、誇り自信が生まれるからとされております。弊社は来年で創業55年になりますが、誇り自信をたゆまず、この不況を打破できるよう従業員一丸となって、企業様に最適で最高な仕事衣を提供をさせていただきたい所存です。
55年からのケーエヌをどうぞご期待いただきますよう重ねましてお願い申し上げます。
2010年6月
株式会社ケーエヌ
取締役 営業部長 永坂龍哉